クラシック鑑賞記

会場の雰囲気、席による音響や見え方などについての記録

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/キリル・ペトレンコ(指揮)

公演日
2023年11月23日(木・祝) 開場13:15 開演14:00
会場
サントリーホール 大ホール
席種・席番

D席 25,000円
2階 P4列 28番

プログラムB

レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
R.シュトラウス: 交響詩英雄の生涯』 Op.40

アンコール:無し

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オケの背面右寄りの席。へたな一階席より間近です。指揮者の表情がよく見える。目の前は金管

一曲目のレーガーは、音が床から湧き上がり舞い上がって行くような大変美しいフーガでした。音の構築が緻密。さすがベルリンフィル。ホルンが超絶上手いのでこんな間近でもちっともうるさくない。こんなに美しいホルンは初めてだ。

二曲目の「英雄の生涯」は、途中でトランペット三人が退席。どうしたかと思いきや、どうやらステージの外の廊下で待機しており、ファンファーレを奏して元の席に着席。遠くでファンファーレが鳴ったような雰囲気を演出。

チューバは消音器付けたり外したり、楽器取っ替え引っ替えしたり。

沢山の工夫が散りばめられており、それを間近に見られると言う点で面白い席でした。

編成の大きな曲だと正面からが良いかな。

それでもこの席でここまで聴かせてくれるベルリンフィルはやっぱり凄い!

トランペットのファンファーレは間違いなく正面からが良かった。来年は奮発しよう。